バス・タクシー・MRTの徹底比較!台湾 桃園空港～台北市内まで何に乗る?

メイン空港である桃園国際空港は、日本からのフライトがほぼ全て到着します。
特に、LLCは全便桃園国際空港にて発着します。
だけど、台北中心部から約40km離れた郊外にあるので、市内への移動には少し時間がかかってしまうのがネック。
桃園国際空港から台北市内へ行くには、バス、タクシー、MRTのどれに乗ればいいのか？
料金や時間に差があるので、自分が行きたい目的地によって決めるのが賢い選択です。
では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

バスで行く

桃園空港から台北中心部まではリムジンバスで、55分～1時間20分ほどで、値段は95～150元程度。
主な運行会社は、國光客運、長栄巴士、大有巴士、建明客運、圓山駅までの運行があるKAMALAN BUSの５社。
例えば、大有巴士の台北駅バスターミナル行き＝1961番、というように各社行き先別に４ケタの番号が振り与えられています。

バスの乗り方

１、チケットを購入する。
「客運巴士」の文字を目印にチケット売り場へ行く。
バス会社ごとにカウンターが分かれているので、該当の窓口でチケットを購入しましょう。

チケットを購入する際は、行き先を書いた紙を見せると乗り間違いを防ぎやすい。

または、自動販売機でも購入することができます。
買い方は簡単で、乗り場の行き先表示を確認して、枚数を押してお金を入れるだけ！

２、バス乗り場へ行く。
「巴士乗車月台」（バス乗り場）へ移動しましょう。

３、列に並ぶ。
座席指定はなく先着順なので、乗車する列に並びましょう。
バス乗車時に運転手へ乗車券を渡します。

タクシーで行く

桃園空港から市内までタクシーで行くと、渋滞がなければ45分程度。
第一・第二ターミナルともに１階到着ロビーの外に乗り場があり、制服を着た係員が列を管理しているので乗車もスムーズ。
この乗り場から走っているのは空港公認のタクシーのみなので、トラブルの心配もほとんどありません。
料金はメーターの値段×1.5＋空港乗り入れ料や高速道路料金。
台北駅までの料金は約1200～1400元。

後部座席もシートベルト着用！
全席シートベルト着用が義務。
従わなかった場合、罰金として、一般道路では1500元（約6000円）、高速道路では3000元以上～4000元以下（約12000円～16000円）の罰金が科せられることがあります。
比較的安全運転の台湾ですが、急ブレーキ・急発進をする運転手もいるので、安全のためにもタクシーでは必ずシートベルトを着用するようにしましょう。

形は違っても料金は同じ！
ミニバンサイズの５人乗りと一般的な５人乗りタイプの２タイプがありますが、どちらも料金は同じです。

MRT（地下鉄）で行く

台湾桃園国際機場線が2016年7月頃に開通予定。
所要時間は約35分、料金は各駅・快速ともに160元の予定。
運行時間は、6:00～24:00頃を予定。

それぞれのメリット・デメリット

MRTが開通すれば、時間・料金ともにGood！

バスは、台北駅まで125元（約500円）とリーズナブルですが、停車場所が多くて時間はかかります。
特に、途中で下車しないといけない場合、乗り慣れていないとちょっとしんどいかもしれません。

タクシーは、最低でも1200元（約4800円）かかるのでバスと比べるとすごく割高感がありますが、ホテルや目的地に直行してくれるので、乗ってるだけでＯＫ。
また、時間もバスに比べると半分くらいなので時間の短縮にもなります。